Toyama White Shrimps Night Vol.2 開催に伴い、ガロウでは富山県で活躍する若手アーティスト2名による展覧会「TOYAMA WHITE SHRIMPS ART EXHIBITION」を6月7日(金)〜6月21日(金)の期間中開催いたします。
開催期間:6月7日(金)〜6月21日(金)12:00-19:00
休廊:日曜日
オープニングパーティー:6月7日(金)18:00-21:00
同時開催!Toyama White Shrimps Night Vol.2
https://cy-hiroo.jp/topics/ff/archives/591

<展覧会詳細・コメント>
江藤玲奈 Reina Eto
1989 富山県生まれ
2011 富山大学芸術文化学部造形芸術コース 卒業
2013 富山大学大学院芸術文化学研究科修士課程修了

展覧会テーマ「星座」 タイトル「星まわり」
星座といっても、夜空の星座を絵にしたものではありません。
墨を画面にランダムに落としてその墨の点と点を線で結んでいき、生き物の骨格を描きます。そしてその線と点の骨格をもとに生き物の形を想像して書き足していきました。
私は深夜に散歩することが良くあるのですが、公園のベンチに座って夜空を見ていると、すごく星がきれいです。「あれが白鳥座で、わし座で・・・」と見ているのですが、「どう見たってそう見えないでしょ。」と思い、自分だったら何を想像するかなと考えるようになりました。
絵を描くきっかけとは、表現したい世界やテーマだけではなく、こういった単純な「点」が作り出すものかもしれないなと感じました。
そして、点を自分で結んで絵を描いてみようと思ったのです。

モチーフにしている生き物は、昔話に出てくる動物や植物です。
昔話については、私の母が児童文学に精通があり、小さなころから昔話に触れてきました。
昔話には、自然と人間の関係や先祖からのメッセージ、子供への眼差しなど、多くの学びがあり興味を持っています。
画像の絵は、「たからの花」いう富山の昔話をモチーフにしました。
他にも、イギリスやデンマークなど、様々な国の昔話のモチーフで描いています。


点と線を結ぶという方法で半立体も制作しています。こちらも展示したいと思います。釘を打って、糸や紐、ストッキングを釘に引っ掛けながら作っています。

 

ワタナベサラ Sara Watanabe
1990 静岡県出身
2012 倉敷芸術科学大学芸術学部美術工芸学科ガラスコース卒業
2014 富山ガラス造形研究所造形化卒業
2015~富山ガラス造形研究所 助手
2018~富山ガラス工房 技術スタッフ

タイトル「GLASS×DRAWING」
私はガラスに「描く」ことをテーマに作品を制作しています。ガラスの色を重ね、表面の色を削ることで描くことや、ガラスを削った上にペイントして描くこと、色のガラスを溶かしながらクリアの上に描くことなど、様々な表現が可能です。そのようにして制作した作品たちには、それぞれストーリーがあります。ぜひご覧下さい。