6/6~6/20の期間、コートヤードHIROOガロウにて個展「DISTANCE WORKS」を開催いたしましたGOLDEN NUGGETSさんにインタビューをし、本展示などについてお伺いいたしました。

アーティスト:GOLDEN NUGGETSへのインタビュー
小椋:自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。
GN:GNのG-YouYouです。
GNの成子烈風水と申します。よろしくお願いします。
GNの関豊です。よろしくお願いします。
小椋:今回3回目の今回のDISTANCE WORKSですが、この展示テーマについて伺ってもよろしいでしょうか?
A:G-YouYou・タイトル通り、DISTANCE WORKSっていうのは距離が作用する、距離が作用したからこそできている作品群というのが今回の大きなテーマであります。そのテーマにたどり着いた理由としては、去年がその前からだったんですけど、ちょっと去年、特にメンバー間の移住だったり、生活する場所、仕事の内容だったりで変化がありまして、それで今までのメンバー間の距離がちょっと変わった部分がありました。来年で10周年目なんですけど、その中でもかなり大きい距離だったのが、その距離違いというベクトル自体がすごく大きかったなっていうのもあって、それを経て各々が、作品に向き合う時に、その距離自体があったからこそできた、考えることができたみたいなことがすごくあったので、それを踏まえて今回展示をさせていただいております。
小椋:これまでは東京が中心で、それぞれのメンバーも同じ地域というか国なのか、単位の関わりですけど、同じ枠の中にいたけれども、そこがここでそれぞれ違う場所に生活拠点が移って、物理的なレンジはできたと。そこで、そういった距離があることを、自分たちのヒューマニズムとか人間関係には変わらなくて、そこから何を見出されるだろうみたいなのがこの展示テーマに結構大きくあると
感豊:その通りです。まさしく
小椋:興味深いですね。
G-YouYou:具体的に言うと、感豊がオーストラリアにいたよね。
感豊:はい。いたっすねえ。
小椋:オーストラリアはどの辺にいらしたんですか?
感豊:ブリスベンに拠点に活動してました。
小椋:おお、それは今も?
感豊:今は一時的というよりビザの延長はしてないので。本帰国です。
小椋:今回の感さんの作品はそうブリスベンの時の経験とかそういったものがかなり作品に落とし込まれてると。
感豊:はい。間違いなくオーストラリアVIBESは入ってるんじゃないかなと。
一同:笑
小椋:オーストラリアに行かれて、どんな印象だったとか、印象的だったことなど何かありますか?
感豊:そうですね。まあ海外は旅行ではそれまでも今までも行っていたんですけれども、今回1年弱長い期間で海外移住して、今まで約30年間、日本で培ってきた価値観とオーストラリア、新しく見たその色んなものの考え方とか文化の違い、そこがかなり自分の中ではいろんな考え、物事の考え方とか作品作りに変化があったのかなと思います。
小椋:今回感さんがオーストラリアで、(メンバーの中で)一番レンジ(距離)が離れられたと思っていて、感さんが離れられたことに対して、他のお二人から見て何か変わったなとか、例えば作風が変わったであったり、全部を制作に反映する必要はないでしょうけど、そこでナゲッツとしてここが変わった、みたいなことなどありましたか?
成子烈風水:それは多分あの。この3人の中で一人だけ海外にいたのでちょっと特別な感じがあるかもしれないですけど。環境違えど3人ともわりとこう、他の二人から離れて割と一人で過ごす時間が増えたりとか、あるいは違う人と過ごす時間が増えたりっていうことがあったので、その中で改めてちょっとゴールデンナゲットから距離を離れてみるゴールデンナゲッツみたいなものが各々で割と高まってきた部分はあったのかなと思います。
あとはまああのちょっと話が飛んじゃいますけど、来年展示を始めて10周年という10回目になるので、それに向けて各々ちょっとこう高まってきた部分がもう展示の初日に次の展示の話をするのはあれなんですけど。それはみんな思っていることなのかなとは思うんですね。
G-YouYou:単純に気持ちが高まっているというよりは、ものづくりというか絵を描くにしろ各々のメインでやってるもの、身体表現もあったり絵もあったり、立体もあるんですけど、その向き合い方っていうのを改めてこう考え直すじゃないですか。新しい視点を手に入れたんじゃないかなというふうに思っていて。それもあって、10周年の時はこれでというふうな具体的な話がより進んできているのかなとすごく感じますね。あと感豊恐れたんですけど、1年ぶりに帰国して、みんなで久々で普通にお疲れ様です!って感じだったので、昨日会ったのかという感じで笑
一応帰国しました。みたいな感じじゃないんだよ!!笑
成子烈風水:やっぱり1年いないじゃないですか。そうすると日本に残ってる人の間で勝手に妄想が膨らんでて。めちゃくちゃオーストラリアかぶれみたいになってたらどうしようみたいなのがありつつ、そんなことを言ったら本当に何一つ人間、その感豊として何一つこう変わってなくて、オーストラリアぐらいじゃなかなか感豊の精神が変えられないんだなと笑。その根っこにあるものはそのすごい強いんだなってすごく感じました。またインスタとかで感豊もわりと発信はしてたので、いろんなところに行っていろんな経験をしてるんだなっていうのはわかってましたし。
G-YouYou:そういう意味ではこっちも別にそのテンションでいいんですけど、やっぱりさっき烈風水が言ってたように、一年空いて会うので1年振りなんでハグとかされたらどうする?と笑
私たちが。変わってるのを受け入れて思いっきりみたいな感じのどうしようかみたいな話もある中、普通にお疲れ様ですで、逆に良かったと。逆に安心したと。そこはありましたね。
小椋:すごくいいですね!!
烈風水さんが先ほどお話されてましたが、ちょっとGNから離れて(GNを)見てみること、客観的に見て自分たち(のこれまで)がどうだったかを振り返るキッカケにも、感さんがオーストラリアに行かれたことは影響したのかなと感じました。結果として物理的な場所であったり、距離感というのも少なからず影響があったのかなというのが垣間見れましたし、そうしたギャップが1年もあったりした時に、(人との関係性などが)どうなるんだろうっていう疑問の部分は結果として「意外と結果変わらなかった」という。でもそうした不変性がGNたる在り方をより固めたのかな、というのを、今話を伺いながら感じまして、すごくいい関係性もあるなと思うんですけど、その部分はいかがでしょうか?
G-YouYou:すごくありがたいなと思いますね。まあ結局離れたとしても別にやること変わらないというか。お互いにそんな過干渉をすることもないですし、連絡来ないじゃんとかしてこないみたいなこともないし、なんでそこで各々がちゃんと自分を持っているからなのかなと思っていて。そういう面でやれてるっていうのはすごくありがたいという気持ちがいいなというふうに改めて感じました。
小椋:ありがとうございます。そんな感じで、ゆるく次のテーマを聞きしたいと思いますが、まず導入でもう一つ僕が今話を伺って(皆さんに対して)感じた部分がありまして、もしかして失礼に聞こえたら大変恐縮なのですが、偏に「バンドっぽい」というか、バンドっぽさあるなみたいな笑。
GN:本当ですか!?笑
小椋:先ほどの烈風水さんの話を引用させてもらって恐縮なんですが、一回離れて、外からGNを見てみるという部分について、例えばバンドだとバンドとして活動しつつ、一回ソロでちょっと活動してみて、外でグループから離れて自分で色々やってみたりするとしますよね。そうすると「ああ、俺らこういう感じだったな」みたいなのを感じるんだよねって、よく音楽の知り合いでそういうことを話す人がいるんですけど、それっていわゆるソロで培ったことなんかをもう一度グループに戻って、学んだことなんかを活かしたり、グループに還元していくというようなことと同じなのかなと、オーバーラップしたなって勝手に感じまして。
そうした感じの中で、今までの活動でなんとなくバンドっぽいなって思っちゃったんですけど、そういうこれまでの活動についてこんな感じだったなぁなどありますか?
成子烈風水:あんまりバンドっていう意識は全くしたことがなくて、逆に自分たちってその、美大出身とかっていうわけでもなく、もともとコレクティブなんていう単語すら知らなかったですし。
そもそもの始まりとしては、なんていうのかなそのビジネスとして始まったものでは全くなくて。もともと友達づきあいだったものが変化していって、今の形になってるっていうのがまあ正直なところで。だからこそ、この10年というか、展示会も毎年のようにやってていうふうな活動を続けてこられたのかなとは思っていて。
もともとGNの始まりというか、もともとはg-youyou、成子烈風水二人でなんかこう二人で活動する時に、名前とかあってもかっこいいよなみたいなところでゴールデンナゲッツの始まりで。その時は本当にまあアートというか遊びで。二人で家にいて、暇な時とかにスケッチブックに落書きをしているところからが始まりなんです。で、片方が書いた落書きにもう片方がまた絵を足していって、どんどん足していって最初とは全く別の何かに変えていくみたいな。そんな遊びをやってたのが元々の始まりなんですけど、それはハイタイムズとかでも一応やらせていただいて、来ていただいた方にスケッチブックをお渡しし、回しながらいろんな絵を描いていくっていうのがあったんですが、元々の根源的なところはそこなんです。自分たちのその根っこの部分は遊びなんですよ。自分たちが楽しいからやってるっていうか。もともと根っこにあって、それを表現するためにこうアートっていう領域を間借りしてるみたいな感覚ではあります。そこはあのなんというか、自分たちの他の人とちょっと違うところでもあるし、ある種のコンプレックスみたいなところでもあるとは思います。
ずっとアートの畑にいて、20年アートやってますとかっていうのは全然違うので、自分たちは面白ければ何でもやっていいんじゃないかっていう中でやっていて。絵を描いてるだけではないですし、感豊は舞や音楽もやりますし、自分たちの興味あることをやっていく中で、その発表の場がGOLDEN NUGGETSであり、カオスな集合体というのもGOLDEN NUGGETSなのかなと思ってます。
それを今回、本当に今回の展示もたくさんの方が参加して、ある種本当に初めて展示会来た人は何人の人が描いてるのかわからないとか混乱させる部分もあるとは思うんですけど笑
それが自分たちの色でもあるかなとなるし、カオスというか、そういうのが割と最初の展示会からカオスだったので、最初は元々赤坂のKaisuというゲストハウス、あれは使ってない部屋を使わせてもらったのかな??
G-YouYou:確かそう。で、その時はもう宿泊業がちょっと落ち着きつつあって、ちょっと部屋がフリースペースとしてあるというところでお話いただきまして。それでその時はもう烈風水と絵書いたりとかしてたので作品スケッチだけじゃなくて、作品をちょっと展示させてもらうことがスタートでありまして。そういう素敵なご縁が繋がって、その展示というフォーマットを我々は持てたのかなとすごい思ってます。
成子烈風水:展示会とはなんぞやみたいなと、全く知らない状態で、「あるからやれば?」「いいすか!?」みたいな笑
そんな感じのノリで走り出したのが始まりで、すごく本当にむちゃくちゃでしたね笑。その時は本当むちゃくちゃで、まあ最初の展示の名前がinto your lifeという展示会をやりまして。アートを日常にというか、皆さんの日常にアート作品を取り入れてほしいというかですね。どこでもいいから飾ってほしいなみたいなところで始めたので、目玉の企画が1,000円ガチャっていうのをやりまして、作品をばーっと並べて番号を付けて、ガチャガチャのカプセルに番号札を書いて一回1,000円でガチャを回してもらって、出た番号の作品を持って帰ってもらうっていうのをやったんですが、それが好評をいただきまして笑
G-YouYou:全ての作品がゲトれたみたいな、作品がガチャに入ってたので、イカれた原価というか、いろいろイカれてました。とんでもないデカいサイズの当たった人もいて、本当に持って帰れますかって。え?これ本当にいいですかってね笑。
成子烈風水:僕が1,000円ガチャ回して、キャンバスf10ぐらいのキャンバスの絵が当てられて、で、おめでとうございますって持って帰ろうと思って、キャンバスの裏に本当に恥ずかしい話なんですけど、値札付けたままとかにしてまして、そのキャンバスの値段が3,000円とかで、当たった人に「これ本当に大丈夫なやつですか??」って。笑
G-YouYou:盗品じゃないですか?って笑
成子烈風水:そんな本当にめちゃくちゃでしたね。最初は。
G-YouYou:その時点でもう感豊とかがまあ普通に遊びに来てくれていて、その時はものづくりというよりも自分が他のことをやってたと思うんですけど、
小椋:それは感さんがジョインされる前の話?
G-YouYou:それが10年前、ああ展示したのがあるから、6年前か7年前か。7年前かな結成したのが10年前だったので、その時は基本的には二人でやりつつ、展示が始まるといろんな人も関わってくれているので。そうですね。
成子烈風水:特に最近は本当にあの音響からその彫り物、その刺青もできたりとか、あと今回のインスタレーションでもあるんですけど、展示の、ヘアカット、そういうコンテンツもありまして。
G-YouYou:その表現の幅と、さっきも言ったんですけど、自分たちが楽しいと思えることをやるっていうのが、多分自分たちの表現の幅を広げてとは思うんですけど、それはメンバー全員にも当てはまっていて、一緒にやるんだったら、その人が楽しいこととか興味あることを我々も一緒に楽しめるかどうかみたいなのがすごくこう重要視して。それを結果でいろんな人が関わりやすい形には今なれているのかなとは思っています。
小椋:すごい。ありがとうございます。今のお話を振り返っていくと、(印象として)DIYとか、それこそなんかすいません、何度も僕の勝手な印象でバンドとか言っちゃうんですけど、海外のバンドの人たちって結構それだけやらなくて、(自分たちの)ガレージでガンガン音を鳴らして遊んでたり、そうかと思ったら絵描いて遊んでたり、自分たちの(レコードの)ジャケットも自分たちでアートワークやっちゃうとか。で、それをGNの皆さんはある種秘匿性というか、顔出しはしてるけど(おおっぴらに)してないというか、意図しているのか、それがちょっと具体としてどんな人たちなんだろうみたいな。でもそれがよりミステリアスで興味を抱くし、なんかユニークです。どんどんどんどん次のアクションが気がついたら気になってしまうなと。
成子烈風水:ありがたいです。そう言っていただけて。
小椋:コートヤードとの繋がりみたいな部分も、とっかかりとするとKaisuがあって、そこが今は(アトムがオーナーとして関わっている)MU HEN KO赤坂になってますけれども、そもそも(Kaisuは)同じ弊社のメンバーがやっていた民泊・宿泊事業というところからちゃんと脈々と(今に)続いていて、関係値の上に成り立ってるっていうのも節に入れて頂いている、じゃないですが、なんか感じることができた話で。なんかめちゃくちゃいいですね笑。
G-YouYou:ありがたいなと。GNとかって一方通行でできないと思いますけど、本当にありがたいです。ラッキーだった。
小椋:あと本当になんですかね。(皆さんが)既成概念に全くとらわれないというか
GN:知らないだけなんですけどね笑
小椋:結果的にそれが自分たちの枠作らないし、こうあるべきみたいなところからちゃんと自分たちを解き放ってて。でもそれって僕10年でやっててすごいと思うんですよ。いろんな活動をやりつつ、いろんな人がいるじゃないですか。いろんな同じような活動してる人もたくさんいる中で、何かを影響を受けたりとか、それがこうならないとダメだなとか、僕自身も物を作ったりする人間ですけれど、そういうちょっと意外と自分の枠に当てはめてしまうし、その中であと何ですかね、その何十年もストイックに積み上げてきた人とかの強さを見ると。うっ、みたいな。すいません!!みたいなことを思ったりする瞬間もあったりするんですけど、それをちゃんとそれはそれ、これはこれで自分たちのなんかこう楽しいことをやるみたいなものを強さとか軸の部分はぶらさずにやってらっしゃるなってはすごく感じて、それもすごく魅力的なんだなっていうのは感じました。
GN:ありがとうございます。
小椋:GNの皆さまですが、今後何かこう、、冒頭にも来年が10周年メモリアルだっていうのは語って頂いていて、10年がこの見えている範囲に来ているなと思うんですけど、それを含めて10年後もさらに来年は10年だとして、もう10年とか、もっと極端な話言うと、今の会社のテーマが「100年後も残るもの」といったものなんですけど、例えばどんな展望があるであったり、まずその10年目というところっていうとなんかあります?笑
成子烈風水:じゃあGNとしてで言うとちょっと。あの…まだ決まってないっていうかね。そこはまだちゃんと打ち合わせはできてないんですけど…私個人として一応ずっと頭の中にあって。やらなきゃなと思っているのは、映像がありまして。あのこうやってコートヤードさんで展示をやらせていただいて、3年も連続でやらせていただいて、すごくありがたい限りなんですけど、私はやっぱエンターテインメントがすごく好きで、自分のその…感性的にというか。
アーティストっていうよりも、自分としてはエンターテイナーでいたいなっていう側面があって。自分の中でエンタメのその集大成っていうものが映像だと思っていて。最終的にはそこにたどり着きたいって思いながら一応やってはいるんですけど、あの、作業コストが他と比べて比にならないというか。
ただ、まぁ今いろいろその技術が進んで、それこそAIなんかも出てきてますし。あの、普通だったら何時間もかかる作業が何分で終わるみたいになってきているので、本当に個人で表現する人にとってはものすごくいい世の中になってきているのかなと思うので、来年には映像をやりたいなと…こう音声に残るとちょっとね笑
一応言っといた方がいいかなと思って笑
自分にプレッシャーをかけた方がいいのかなって。制約を、映像をやります笑。
小椋:ありがとうございます。豊さんの方は何か?
感豊:そうですね。私は、あの個人的にはでかい作品を作りたいなと思っています。今までえー…自分は後からGN本加入しまして作品を作ってきたのですが、F10以上の作品は全く作ったことがないので。絵で言うと、大きい作品を書いていきたいというのと、あとはあの風水があの、動画作るっていうお話なんですが、他のメンバーも映像を作れるものがいます。で、まあでも自分もそういうあの映像を携わりたいなと思っているので、一人1作品という形じゃなくてもいいのかなと思ってまして。3人ないしは他のメンバーとの合作とか、あの、10年目を節にそういったある種のある意味での集大成をお見せしたいなと思っています。
成子烈風水:意外と我々は合作っていうのが少なくて。
小椋:へえ~なるほどなるほど。
成子烈風水:個々頑張るというので笑。各々頑張ってくださいみたいなスタイルでやってきてるので、逆にそれで続けられている部分もあると思うんですね。自分の作りたいものを作るっていう他人の作品にはそこまで干渉しないっていうスタイルでやってきているので、それが続けられたコツでもあるんですけど、せっかくなので、来年はあの3人ではなく、もっとたくさんの人数で一つの作品を作るっていうのができたらいいなとは思ってますね。
G-YouYou:ですね。今一応国内外で一緒にものづくりみたいな楽しみたいなというので、(全体で)大体10人ぐらいなんですけど、そことも改めて連携を取りたいなと思いつつも、やっぱりどうしても距離があったりとか時差とかもあって、ちょっとうまく連携できない部分だったり、新しく改めてご縁いただいて、一緒にものづくりについてこう、話したりとか、一緒に楽しいことをやりましょうみたいな人たちも増えてきている中で、なんでそこを改めてできるんだったら、こう、繋げ直すと。新しいものが見えたら、GNとしてはすごい楽しいのかなと思います。その、それで結局さっきも言いましたけど、10年続けることって我々の一方通行じゃできなかったと思うんで、そういう来てくれるお客様もそうなんですけど、こうやって会場を貸してくださったり、そのこういうことやりたいんですけどって言った時に、相談に乗ってくれる人たちがいるからこそなので、そういうところとやっぱり改めて向き合うというのが10年目にはしたいなと。
その方法として合作っていうことだったり、自身が追っている映像っていうところも関わってくるのかなと思っています。でまぁ個人的には僕もこの彫刻で大きいものとかやりたいなとはすごい思ってます。ただ、さっき挙がったように合作っていうのは本当にいい意味でも悪い意味でも、本当にこう、自分たちのことは自分たちでっていう感じなので。もちろん困ってたら相談は乗るんですけど、そこは良さでもありなんですけど、もうちょっとこう、今回DISTANCEがあった年だったので。次はもうちょっと近く干渉とまでは言わずとも話をしていけたらなと思います。作品についてもあまり干渉しないとは、さっき言ったと思うんですけど、ただ結構自分たちがいいものを作ろう会みたいな感じがして。
その時はもう本当に辛辣な言葉もOKとルールになってまして。それはその人の人格を否定したいわけじゃなくて、このアプローチでどうなるかということだったり、ロジカルに冷静に話す機会というのはすごく大切にしていて。そういうところをもっと深くだったり、今までそういう話をしてこなかった人たち、ご縁はあったけど、そういう人たちとすることによって、改めてその人たちの関係性も深まる可能性もあったり、もしかしたらギクシャクすることもあるのかもしれないし、またはそのギクシャクも含め人間関係だと思うので、そういうところをちゃんとプラスに変えられるようなメンバーしかいないとは思っているので、どうなっても別にプラスに変えられるだろうなとは思うので、そういうところも今まで関係を持たせられた人たちと向き合いたいなというふうには思います。
小椋:ありがとうございます。そうですね。これもやっぱり僕が今お話を伺っていて感じたのが、G-YouYouさんと列風水さんが二人で最初、スケッチブックにメイキングして渡し合って継ぎ足していくという、このやりとりをキッカケにした活動が今10年目を迎えて、もう一回多分それをなんとなく広がった人たち同士で「自分たちが」(改めて)やるということの意味を垣間見た気がしました。そうしてできた所謂「合作」を持ちまわって描いていって、一つが10年目の結晶になってて、多分その始まった時のモチベーションであったり、皆さんが楽しいとか、自分たちがやりたいことっていうのがあって、それをどうやって大事にするかという部分から広がってきたと思うんですけど、僕今もう一つGNの強さを垣間見たのは、G Youyouさんが仰った「辛辣なことを言うことはOK」であると。楽しいことは大事だけど楽しいだけじゃないみたいな。そこが確実にそのGNとしての足腰の強さ。ちょっとトレーニング性じゃないですけど、フィジカル性って言うんですかね、あのやっぱりこういいものを作るには、どこかでそういう楽しいだけで惰性でそのコミュニティを維持しなかったというか、少しずつこうアップデートだったり、これだったらもう少し詰めれたんじゃないかとか、少しそういうなんて言うんですかね、厳しいけどちょっと追い込む姿勢みたいなものがやっぱりこう、なんでしょう、ただ楽しいだけの仲良しなグループとして集まったわけじゃなくて、強固にしていた。だからそれに呼応する人たちは別に何があっても多分この信頼関係も失われないし、自分が確実に成長する。そういうものだと成長の割になっていくとわかるから、多分こう、10人で仲間も増えて、しかも合作ってもう一回それこそストイックな、ある意味ガチンコだと思うんですけど、そこに向き合えるみたいなところがあるのかなと感じました。すいません色々喋ってしまい、、、汗
小椋:最後にそういう積み上げがある中で、弊社ATOMってその100年後にどんなものが残る、100年後に残るような価値だったりとかって何だろうみたいなものを、あるものでいえば不動産とか、あるものでいえばアートシーンとかを通して考えながら突き詰めている会社だったりするんですけど、最後の皆様が考える100年後に残るものって何だろうみたいなのについて、答えでなくてもいいですけど、こう思いますみたいな考えなど教えていただければと思います。
G-YouYou:風水さんの方から、この課題の時にみんなで話しながらそうだなと思ったことがありまして、まずご質問いただいて、事前に一応話する内容とか聞けたのは大変ありがたいんですけど、最後の質問だけ100年後って言われてもマジで死んでるしなと笑。
成子烈風水:今いる人で生きてる人は誰もいないわけで。
自分の10年後の未来を想像してないのに、100年後を考えることがすげー難しいなと思いました。
100年後のことを考えるなら難しいなと思って、逆にその100年前にあったもので残ってるものってあるのかなと考えて、我々この表現というかアートに携わらせていただいて、100年前のアートっていうのは当然たくさん残っているわけで。
絵だけではなく音楽も100年前の残ってますし、もっともっと前の音楽たくさん残ってるわけじゃないですか。表現というものは時間の流れとともに廃れていくわけではなく。残っていくのかなとは思ってます。今の社会ですごく…流行ってるのって言うか、…今資本主義社会なので、そのルールの中で価値を遥かにアートよりも遥かに生み出しているもの。
それが100年後に残っているかというと、多分残ってないと思うんです。100年後に企業として残っている企業っていうのは、恐らくそんなにないんじゃないかと思っております。企業として残っていても、今やっていることとは全く別のものをやってるのかなと思います。
そういう意味で、表現っていうのは後世に残りやすいものなのかなっていうのは、その質問をいただいた時に自分は思ったところです。
G-YouYou:実際その壁画という意味では凄く前からあるわけじゃないですけど。そうですね。音楽とか、弁天様が琵琶とか弦楽器もってたりするじゃないですか、これ。そもそもその、何ですかね、今どうのこうのというより、もっともっと前からあるもの、そういうのは不滅なんだろうなと思っています。ただ、そこにそれが残り続けた理由って、結局それに携わった人とか、それに影響を受けた人たちがこう、…それを持って人生豊かになったりとか、そんな何かに…活かせたりしたからこそだと思うんですよ。
そのあり方というのは時代によって違ったりすると思うんですけど、すごい厳しい戦国の時代というのは、歌がないと生きていけなかったのかもしれないし、戦争だとか、今はもっと楽しむために音楽ってあるじゃないですか。その在り方みたいなのが変わっていくとは思うんですけど、その形としてというか、文化としては残っていくんだろうなと思いましたね。
小椋:どうでしょうか?感さん。
感豊:ですね。だいぶかぶるのですが、…100年後って考えた時に、今までの100年の単位とこれからの100年はだいぶ…違うんじゃないかなというか、違うのかなと思ってまして。今はAIの発達もありますし、今年はディスクロージャーなんて言って宇宙人接触があるんじゃないかとか、そんなこと言われたり。あとはプーチンと習近平が、今は150歳は生きるんじゃないかという話あるじゃないですか。なので100年後、我々まぁ、風水は死んでるという話で、逆に生きてるんじゃないか。なのであの…その表現アートっていう描く絵だったりとか身体表現それぞれあり方は変わると思うんですけど。表現するっていうこと行為は残り続けると思います。なので我々としては作り続けていくことっていうのと、あとは各々上を目指していくこと。それを続けるに尽きるのかなと思ってます。
小椋:そうですね。今自分で逆にあった質問で、その100年後残るって何ですか?とか聞いちゃったんですけど、多分ただ残ってるだけじゃなくて、その…100年後ちゃんと本質的なものとして、こう守られる意志がちゃんと残った形で残っているかどうかみたいなところが重要だったかなと、確かにお聞きしながら僕も思っていて。そう、なんかひとえに、今皆さんが作品を作られていて、きっとこれって僕は残っていると思うんですよね。
形があるし、表現として向き合えた形として、すごい血と汗と涙の結晶というとアレかもしれないですけど、すごく僕は安易に消費されないと思うんですけど。すごい一番大事なのは、本当に作品はもちろん残ったりするんですけど、その人がどう考えてどういう意志でとか、それって結構受け継がれていくじゃないですか。
そういうものっていうのが尊くて本当の真の価値なのかなみたいな。僕昔の作家が好きで、その中にメスキータという作家がいて、ご存知ですかね。版画とか1810年代ぐらいなんですが彼のお弟子が有名で…これ※弟子の方の名前が出なくてすごいモヤモヤするんですけど、階段の螺旋状でずっと不思議絵みたいな作品を描いたのが彼の弟子なんですよね。
※エッシャー
メスキータの作品すごいんですけど、戦争、第2次大戦とかで彼の作品はほとんど焼失しちゃったんですよ。この弟子たちがそのメスキータの作品を抱えて、なんとか戦地とか隣国に逃げ惑って、最後それが戻ってきたのが東京ステーションギャラリーで、2020年、19年とかに展示があって、僕はそれを見に行ったんですが、「意志が受け継がれる」じゃないですけど、作品含めてその「メスキータの意志をも守ろう」としてることに作品を見た時に感じて、皆さんの活動は、そういうものと同様にきっと受け継がれているんじゃないかみたいな。
来年10年で、メンバーも10人いた時に、その人に関わってくれてる人も含めて、お客さんだったりというのもさっき話しがあったんですけど、お客さんがそれを見て「やべえ」と感じる、みたいな。描いてどんどん枝分かれ状に増えていきますし、お子さんが生まれたらそのイズムは絶対受け継がれていくじゃないかと。そうすると多分、僕は今話を伺っていても、100年なんて余裕ではきっと皆さんのものは受け継がれていくでしょうし、そういうものがいろんな実践で周りは変わっていくでしょうけど、そのさっき言った楽しいとか、自分たちがもともと大事にしてた思いってのが、きっと何らかの形で受け継がれていて、それに影響される人がいるから、そういう意味で意志は消えない。
ちょっと恥ずかしい、ワンピースみたいな表現ですが笑
成子烈風水:いやでも、確実に我々もその上の世代の方たちの偉大な表現者の方達から、いろいろな影響を受けて、それが表現に活かされていると思いますし、それが見える見えないレベルで影響というのはしあっていくのかなとは思いますし、ただ、それで、じゃあ100年後に残すアートを作ろう!っていうのはちょっとおこがましいかなとか思っちゃうので…そういう外にモチベーションを持っていくっていうのが、自分たち的にはちょっとそこに期待してやると、それがうまくいかなかった時に跳ね返ってくるものがすごく大きいので、自分たちとしては自分たちの中にモチベーションを見つけて、自分たちがやりたいことをやるっていうのが、結果的にそういうものにつながればいいよねっていうぐらいの気持ちでやってますね。
G-YouYou:気づいたらね、さっきおっしゃったように、根本的な根源的なことに基づいてやってるんであれば、そもそも結果にたどり着くとは思うんですよ。
やっぱりその売春とかそういう…売買のビジネスというのはすごい昔からあるじゃないですか。そういう根源的なものってなくならないと思って、そこにどれだけ添えるかと思うんですよね。さっき自分で言うところの根源的なことを言うと、楽しむ、人って楽しむ…その能力があるというか、感覚があると思うので、そういうところにちゃんと自分たちがフォーカスしたりとか向き合い、それを持っていろんなことに向き合えば、結果のところにはたどり着けるのではないかなというふうに感じました。
小椋:なるほど。すいません、ちょっとすごく楽しくなっちゃって、ボリューミーに話を伺ってしまって。でも最後に、100年後のことなど、いろいろお話を伺いつつ、先ほどの感さんが、「いや、逆に生きてるかもしれません。」て。
成子烈風水:なんだったんでしょうねあれは笑
小椋:ちょっと和やかで終わっちゃうのもアレですけど、そういう意味で100年後、また後で何らかの形で、僕らが新技術で生きながらえて笑
展示をしてもらえたら…笑
G-YouYou:109年目になり、来年110年目ですねみたいな笑。全然変わってません笑。
ふんぞり返っちゃうよね~それはそこまでいったら相当面白いですね。
小椋:いろんな大戦を乗り越えて、世界暴乱の中に流れ着いて
G-YouYou:誰か性別変わってるかもしれないなんて笑
小椋:さっきも言ったメスキータじゃないですが、みんな戦火を逃れて作品を持ち寄って集まったぜ!みたいな感じで、そんなテンションでコートヤードで展示していただけたら幸いです。
こんな楽しい話ができて、とてもよかったです!!皆さんありがとうございます。ピープルのインタビューですね。ぜひ、すごい内容を。熱い話なので、皆さん楽しんで聞いてもらえたら幸いです。ありがとうございました。
こちらでインタビューの模様をお聴きいただけます。
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