
コートヤードHIROOではJordan Azzowによる個展「AURA」を開催いたしました。本展は日本に戻りここで展示をする、という約束を1年越しに果たしたものでした。
神秘的なエネルギーと、私たちの経験に与える深い影響について探る中で、来場者はオーラを感じることができたのではないでしょうか。

Jordan Azzow(ジョーダン・アゾー)
ロサンゼルス、カリフォルニア出身のアーティストであるジョーダンは、科学と形而上学の交差点に位置する作品を手がけています。多分野にわたる背景を持つジョーダンの創作活動は、主に彫刻を中心に展開され、光と形、そして物理的なものと形而上学的なものとの見えないつながりを探求しています。これらの要素は、彼の建築学の研究や物質性と抽象概念との相互作用への強い関心に深く根ざしています。ジョーダンのアートへの旅は10年前にファッション業界で始まりました。その中でデザインの目を養い、さらにヴァージル・アブローの指導を受けたことがきっかけとなり、パサデナにあるアートセンター・カレッジ・オブ・デザインで建築を学ぶ道へと進みました。彼の作品は、これらの多様な影響をシームレスに統合し、従来の境界を超え、観客に現実を形作る隠れた力について考えさせる作品を生み出しています。
現在は東京を拠点に活動しており、ジョーダンは彫刻的な形態を科学的探究や形而上学的な探求と融合させることで、作品の可能性をさらに押し広げています。





